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2011'06.28.Tue

マリアビートル 伊坂幸太郎

これは、

グラスホッパー


の続編です。
といっても、自分グラスホッパーの記憶は曖昧だったりしたんですけど、
マリアビートルは楽しめました。
マリアビートルを読んでいて、ああ聞いたことある人もいるなあと。
(多分)グラスホッパーを読んでいたときの記憶が少し蘇ってきました。
でも、内容は全然覚えてないんですけどね。
なんだか蒸し暑い。そういう記憶が蘇ってくるんです。
読んでいたときが夏だったのか、本の季節が夏だったのかはわかりませんが。
鯨とか押し屋とかね。
そういう人物が出ていたことは覚えています。






舞台は新幹線のはやて。
その中で業者(ヤバイ仕事を請け負う人達)と恐ろしい中学生と元業者のおじさんとが入り混じるお話です。
業者内でもあぶない奴の息子を生きて戻すことと、トランクを持ち帰ることを請け負う〈果物〉
ただたん新幹線に置いてあるトランクを持ち帰ることを請け負う〈天道虫〉
木村を脅して操る恐ろしい中学生〈王子〉
王子を殺すために新幹線に乗った〈木村〉
その他押し屋の〈槿〉

が出てきます。
あと前作の鈴木さんと。

この本を読んでいると、意味がないことでも、人に不利益なことをする人間がいるのではないかと
人間不信な考えをしそうになってしまいます。
多分王子のせいです。
この王子は本当に恐ろしい。
その人の反応を見ることのためにひどい行いをするんだけど
自分の手は汚さない。
感情がないんじゃないかと。
およそ人間らしくない。
だから怖い。

車の点検に行ったときに、暇だから読んでいたんですけど。
飲み物をくれるので、アイスティーと最初お願いしたんです。
暑いから一気に飲み干しちゃって、
しばらくしたら、また何を飲むか聞かれたので同じものをとお願いしたんです。
そしたら後味がコーヒーのアイスティーがでてきて。
ただ濃いだけなのか、混ざっているのか?とか
変に疑っちゃって、半分飲んで残してしまいました。
本を読んでいなかったらそこまで疑わなかったと思うんですけど。
こうやって、あたりまえのように飲み物を貰っている自分、疑わない自分というのを考えてしまいました。

そういうことを考えちゃうような話です。

機関車トーマスのキャラクタやエピソードがよくでてくるんですけど、
侮るなかれです。

でも、トーマスとアーサーの話が書いてあるんですけど、
これは伊坂幸太郎が作ったエピソードなのか?と疑う、ちょっと怖いエピソードがあります。
まあ、あたしはそう思ったんですけどね。
つい調べたら本当にあるエピソードでトーマスこええとか思っちゃいました。
でも、小さい子向けの話ってシンプルなわりに、よくよく考えると怖いものもありますよね。
トーマス アーサーで検索するとでてきます。
どういう話なのかというと(本のストーリーにかかわってくるわけではないが、書かれているので伏せときます)


アーサーという機関車は自分で事故を起こしたことがないという無事故記録を持っていたんだけど
トーマスに騙されて事故を起こしたという話。
そしでトーマスはアーサーに「記録は壊れるためにある」といって2人は意気投合。

というよくわからないエピソード。
いくらキャラクタといえど機関車。
その無事故という記録をトーマスが騙して事故をって おい!
しかも記録更新ならともかく、記録は壊れるためあるって!
記録が壊れたらもう ない ということと同意よ!
意気投合ってなんで!
というエピソードがあるらしい。
主人公のクセになんて恐ろしいことをするんだトーマス・・・。
(ちなみに、騙したことをちゃんといったので、記録はそのままだとか)
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